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よくある質問
q糖尿病は治りますか?
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糖尿病は完治させることはできませんが、適切な治療や生活習慣改善により、血糖値を正常範囲に維持できれば、命に関わるような合併症のリスクを引き下げることは可能です。
q糖尿病になったら、もう好きなものは食べられないのでしょうか?
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糖尿病になると、麺類や白米、甘いものなど、今まで好物だったものが食べられなくなると考えている方は多いかもしれません。しかし検査によって1日の間で血糖値がどのように推移しているかを把握できれば、食べても問題がない時間帯や量もわかる場合があります。そのため、完全に好きなものを食べられなくなるわけではありません。
q糖尿病になったら必ず透析治療を受けなければなりませんか?
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糖尿病になったからといって必ずしも透析治療を受ける必要はありません。適切な治療と生活習慣改善により、透析治療を回避できる可能性も十分あります。
q糖尿病のお薬を飲み始めると、ずっと飲み続けないといけませんか?
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糖尿病の薬はあくまで血糖値をコントロールするためのものです。そのため血糖値が正常範囲に保たれているのであれば、飲む必要はありません。実際、患者様の中には食事療法や運動療法だけで血糖値を正常範囲内に保っている方も多くいらっしゃいます。
qインスリン注射は一生射打ち続けないといけないのでしょうか?
食事療法と運動療法だけで血糖値が正常な範囲内に維持されているのであれば、インスリン注射は不要です。またインスリン注射が必要な場合でも、すべての場合で一生打ち続ける必要はありません。病状や治療経過によっては、投薬療法への切り替えも考えられます。
qHbA1cとはなんですか?
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HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、血液中の赤血球のうち、血液中の糖(血糖)と結びついた赤血球が含まれる割合を%で示した数値です。血糖値が高くなるほどHbA1cも高くなり、低くなるほどHbA1cも低くなります。HbA1cの検査により、過去1~2ヶ月間の平均的な血糖値を把握することができます。
q「HbA1cが高い」と言われても、よくわからないのですが……
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日本糖尿病学会では、HbA1cの目標値を以下のように定めています。
- 血糖正常化を目指す際の目標:0%未満
- 合併症予防のための目標:0%未満
- 治療強化が難しい場合の目標:0%未満
数値が低いほど自覚症状がないため、目標に向かって努力をする気が起きないかもしれません。しかし何も対策をしなければ、糖尿病は確実に体を蝕んでいきます。早い段階で適切な治療や生活習慣改善が大切です。
q健康診断で糖尿病の傾向があると指摘されましたが、自覚症状はまったくないので放っておいて大丈夫ですか?
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糖尿病は一度重症化すると、命に関わる合併症を併発したり、透析治療が必要になったりと、後戻りができなくなります。そのため早期発見と早期治療が重要です。自覚症状がなくても、適切な検査や治療を受けることをおすすめします。
q健康診断で血糖値の高さを指摘されましたが、どうすればいいのでしょうか?
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健康診断で血糖値の高さを指摘されたら、まず当院やかかりつけ医で改めて検査を受けてください。そのうえで生活習慣の問題点などを洗い出し、できることから改善していくようにしましょう。
q血液検査は定期的に受ける必要がありますか?
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糖尿病の方や、その傾向がある方の中には、毎月血液検査をしてHbA1cを把握しておかなければならない方もいらっしゃいます。そのため血液検査は定期的に受けることが重要です。
横内内科 循環器・糖尿病内科ではHbA1cをはじめ、血糖や炎症の程度を調べる検査(CRP・白血球数など)は院内で直ちに結果が出せる体制を整えています。また注射が苦手な方のために、指先の血1滴だけでHbA1cを計測できる設備も導入しております。是非、定期的に血液検査を受けていただければと思います。
q血糖値が高いので、炭水化物を徹底的に抜こうと思いますが、注意点はありますか?
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確かに炭水化物を過剰に摂取すると血糖値が上昇しますが、完全に抜いてしまうと栄養不足が起きたり、低血糖症になったりするリスクが高まります。あくまでバランスの良い食事を心がけましょう。
q血糖値がなかなか下がらないのはどうしてでしょうか?
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血糖値の推移の仕方は患者様一人一人違います。食事療法や運動療法をきちんと実践し、必要に応じて薬物療法も行っているにもかかわらず血糖値が下がらない場合、血糖値の推移の仕方に合った治療になっていない可能性があります。
横内内科 循環器・糖尿病内科では最新の検査機器を導入し、より正確に血糖値の推移を把握したうえで、治療に細かな調整を行っています。どうしても血糖値が下がらないという場合は、是非一度ご相談ください。
q忙しくて食事や運動に気をつけている余裕がありません。薬物療法しかないのでしょうか?
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確かに薬物療法で血糖値をコントロールすることは可能です。しかし改めて生活を見直してみると、思わぬところに改善の余地が残っているものです。
当院ではどうすれば患者様にとって最適な治療ができるかを、患者様と一緒になって考え、納得いただける方法を模索しながら治療を進めていきます。一度お気軽にご相談ください。
q 糖尿病以外の疾患でも受診できますか?
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横内内科 循環器・糖尿病内科では、糖尿病以外の内科疾患にも対応しています。健康のことでお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。